9月20日放送の徹子の部屋。
ゲストは講談師の神田松之丞さんでした。
神田松之丞
(読み方:かんだ まつのじょう)
本名は「古舘 克彦」(ふるたち かつひこ)
徹子の部屋 講談師 神田松之丞 | 2019年9月20日 – 19.09.20https://t.co/bYdc3l3OaP#徹子の部屋 #神田松之丞 #2019年9月20日 pic.twitter.com/TnlUx6WwuV
— Tetsuko's Room (@TalkshowTetsuko) September 20, 2019
100年に一度の天才講談師と呼ばれる“神田松之丞さん”は現在年齢36歳。
講談大好きの徹子さん、生の講談に拍手喝采。
「顔がいいだけじゃない。講談もうまい。」と徹子さんのお墨付きの講談師神田松之丞さんの素顔はいかに!
この記事で紹介している話
神田松之丞さん徹子の部屋のトーク内容
神田松之丞さん 講談の実演に徹子さん大喜び
今回の徹子の部屋は神田松之丞さんの「徹子の部屋講談」でスタート。
徹子の部屋 - 講談師・神田松之丞 – 2019年9月20日https://t.co/IhABYwQBh2
今日「徹子の部屋」もでて、今度は「情熱大陸」出るそうです。
— 名もなき投資家 (@value_investors) September 20, 2019
徹子の部屋が1976年2月2日に始まり、44年間続き、ただいま1万1千回目…と、テンポよく続きました。
講談が終わると徹子さん、まるで少女のように「わぁっ」と、拍手して大喜び。
「どこが良かったですか?」
と神田松之丞さんに尋ねられ
「ばたんばたんが良かった!」
と、講談の最中に講談師が張扇(はりせん)で机叩くさまが良かったと答えていらっしゃいました。
この張扇、神田松之丞さんは手作りで作っておられるそうです。
笑顔いいな😊
知れば知るほど魅力的✨
聞けば聞くほど聞きたくなる✨いつか生で講談を堪能してみたいなぁ(*˘︶˘*).。.:*♡#神田松之丞 pic.twitter.com/re8mzP2Jkw
— キチ🐼🎹 (@EEE_kichi) September 20, 2019
落語と講談の違いは?
落語と講談の違いは?という話題になり、神田松之丞さん、実演を交えつつ次のように答えていらっしゃいました。
「落語は会話中心で講談はナレーションが多いんです。そして落語は三枚目の芸で公団は二枚目の芸。講談の時はちょっとカッコつけてます」
子どもたちに講談を聴かせると、内容はあやふやでもそのリズムでとても喜ぶそうです。
「教科書に載ればいいのにね」と、お二人で盛り上がっておられました。
神田松之丞さんの経歴や落語のきっかけは?
講談師神田松之丞が生まれるまで
神田松之丞さんが講談に目覚めるきっかけは、高校時代ラジオで聴いた落語だったそうです。
落語で感銘を受けたのは三遊亭圓生師匠、その後、立川談志師匠にはまり、講談の世界に飛び込みました。
ラジオ『神田松之丞 問わず語りの松之丞』
「問わず語りの松之丞」
2019年日本民間放送連盟賞、ラジオエンターテインメント番組部門で優秀賞を受賞しました。
【聞き逃した方へ】松之丞の前座時代、初めて会った #立川談春 師匠はメチャクチャ怖かった?講談師 #神田松之丞 のラジオ『神田松之丞 問わず語りの松之丞』(2019年9月13日放送分)| #TBSラジオ| 2019/09/13/金 21:30-22:00 https://t.co/vU7yN4cm4D #radiko #mj954
— 神田松之丞 問わず語りの松之丞 (@mj9542) September 14, 2019
神田松之丞さん家族・学生時代・祖母
お父様を10歳の時に亡くした神田松之丞さん。
お父様を亡くし、
「人って死んじゃうんだ。自分もいつか死んじゃう。生きている意味って何だろう」
と小学4年生の神田松之丞さんは考えたそうです。
中学生、高校生時代は居場所を見つけられずなんとなく過ごす日々を送っていました。
落語や公団に出会ったのはそんな時。
こんな楽しいものがあるって世間に広めるのが使命なんじゃないかと思い立ち、挑戦を始めたそうです。
とても大きな影響を受けたのではないかと神田松之丞さんが思い起こすのは、一緒に住んでいたおばあさま(祖母)。
「悪口ばかり言っていて、親戚の中の嫌われ者でした」と笑いながらお話しくださったおばあさまのエピソード。笑
小学一年生ごろ、公園の水場でガラスで足を切ってしまい血を流しながら帰った神田松之丞さんにおばあさまは一言。
「もうだめだね」
何をしてくれるわけでもなく、寝っ転がって時代劇を見ていたそうです。
「けれど、それは愛情だったと思います。心配ないよっていうことを伝えたかったのだと思う」
神田松之丞さん、懐かしそうに振り返っておられました。
けれど、おばあさまはとても気風のいい方でもありました。
仕事をして、質素に暮らして一生懸命貯めた100万円を神田松之丞さんにポンとくれたりということもありました。
神田松之丞さんはおばあ様からいただいた100万円でたくさんの演芸を見て勉強することができたそうです。
徹子さん
「おばあさま、この子にあげれば捨て金にはならないって思ってたんでしょうね」と。
おばあさまは神田松之丞さんの舞台を一度も観ることなくこの世を去りました。
「祖母がみてたらなんて言うかなって思いますね」
と、神田松之丞さんはおっしゃっていました。
けれど、神田松之丞さんへの愛情がにじみ出ているお話でした。
きっと天国で成長された孫の姿を自慢されていることでしょうね。
神田松之丞さん2020年2月真打に昇進!
神田松之丞さんは来年二月、真打に昇進されます。
同時に六代目神田伯山を襲名することとなりました。
師匠の神田松鯉さんからは
「弟子は子どもそのもの。真打昇進はスタートの一歩。精進を重ねてください。」
と、メッセージが届いていました。
こんな風にまた、講談の魅力がたくさんの方に伝わるといいですね!