ブラジル大統領ボルソナロ氏の過激発言まとめ!
世界で増えるトランプ大統領風のリーダー達とは!?
ブラジル大統領選挙が2018年10月28日にあり、『ブラジルのトランプ』とも呼べるような過激発言をくりひろげてきた大統領が当選しました。
ブラジル大統領に当選した人物の名前は
ジャイル・ボルソナロ氏
年齢は63歳。
画像と動画がこちら
この記事で紹介している話
ジャイル・ボウソナロの過激な言動とは?
ブラジルのことを思った言動とも言えますが、その過激発言がたびたび議論になるボウソナロ氏です。
では、過去にどんな言動があったのかをまとめてみました。
ボルソナロ氏の演説では、お決まりの拳銃ポーズ!
拳銃ポーズの画像がこちら
これは、ブラジルの悪化した治安回復のために、市民に銃の所持を主張しているときのポーズです。
大統領選挙の決意表明にて
「ブラジルファーストにします!」
これはアメリカのトランプ大統領も「アメリカ・ファースト!」と言ったことでも有名です。
「ブラジルで人権が守られているのは、ギャングやレ●プ犯、犯罪者や誘拐犯、そして政治汚職をする者たちだ」
これは、支持しているという話ではなく、これらを敵として自分は変えていく!という決意表明の時の話でした。
しかし、ここまではっきりとした発言をするとは“過激”ですよね^^;
また
「あなたをレ●プしないのは、その価値がないからだ」(2014年発言)
と女性議員を侮辱しています。
移民に関しては
「ブラジルは移民を歓迎しない」
移民を排除する発言もしています。ここもトランプ大統領と同じスタンスですね。
また
「自分の息子が同性愛者だったら、愛することができない。事故で死んだほうがマシだ。」(2014年)
そんな差別的な発言を前からくりかえしてきた政治家でした。
新ブラジル大統領… pic.twitter.com/jKseilYYpo
— おちゃのこ(のんしゃらん) (@saisighs) 2018年10月30日
ボルソナロ氏
「ブラジルをもう先進諸国から遠ざけられた位置に立たせることはありません。私は愛するブラジルが国際的に尊敬される国にします」
ブラジルファーストを掲げるボルソナロ氏が、ブラジルを住みやすい国に変えてくれるのを期待したいですね。
ボルソナロ大統領とトランプ大統領の似てる点!
「私はトランプ大統領のファンだ」
「彼(トランプ大統領)は偉大なアメリカ、私は偉大なブラジルを求める」
トランプ大統領を尊敬するせいか、これまでの大統領選挙活動中も過激な発言をくりかえしてきたボルソナロ氏。
大統領選挙の当選後、トランプ大統領からも早速お祝いの電話がありました。
似ている点として
- 自国第一主義
- SNS(Twitter)などを多様する
- 中国に対して「経済を支配しようとする略奪者だ」と批判
- 移民の制限
- 銃武装を容認
- 過激発言
新ブラジル大統領『ボルソナロ氏』とは?
2018年10月28日に結果がでたブラジル大統領選挙で、相手候補(アダジ氏元サンパウロ市長)に大差をつけて当選した
ジャイル・ボルソナロ氏
ブラジル大統領選挙の決選投票が2018年10月28日に行われ、極右・社会自由党のジャイル・ボルソナロ下院議員が大差をつけて勝利しました。
経歴は元軍人です。
1989年、今から29年前から政治家へ転身しています。
そして2018年、極右候補のジャイル・ボルソナロ氏が大統領選に勝利しました。
ボルソナロ氏は刃物で刺された事件も
2018年9月南東部ミナスジェライス州で大統領選挙の遊説中に
ボルソナロ氏が腹部を刃物で刺される事件が起こりました!
事件直前の画像です。
しかし、そんなことでも負けないボルソナロ氏。
入院中もSNSを使って選挙活動を続けました!
SNSを使うところもトランプ大統領と似てますね。
ボルソナロ氏は、ブラジルが抱える腐敗した汚職政治からの脱却を主張し、それが指示されての当選でした。
勝因の理由について
ブラジルの汚職や治安悪化に対応できない過去の政府への反発があって、ブラジルの若者世代を中心にボルソナロ氏が支持を集めたといわれています。
また、過激な発言は戦略的で
『移民・外国・性差別・汚職政治』などのわかりやすい敵を作って、それを批判し、「我々は利益を損なわれてるんだ!!」と強く訴えることで共通の敵とし、支持を集めたという意見もあります。
しかし、ボルソナロ氏は過去に法案をほとんど通した実績はないとのこと。
世界で増えているトランプ大統領に似たリーダー
今回のブラジルのトランプと呼ばれるボルソナロ氏だけではなく、世界に『トランプ大統領みたいなリーダー』が誕生しています。
こちら
- イタリアのサルビアーニ大統領
- ハンガリーのオルバン大統領
- オーストリアのクルツ大統領
- フィリピンのドゥテルテ大統領
- ブラジルのボルソナロ大統領
元外交官の宮家邦彦さんは、この傾向に関して
「経済的な不公平と格差の拡大が問題になっていて、その国民の不満を解消・変革してくれる強いリーダーを支持する傾向にある」
と話されています。
こんな心温まる大統領がいました!
ホセ・ムヒカ大統領
南米の国ウルグアイの番がやってきました。
演説の壇上に立ったムヒカ大統領。
質素な背広にネクタイなしのシャツすがたです。
そう、かれは世界でいちばん貧しい大統領なのです。
2012年にリオで開かれた環境問題の国際会議でのムヒカ大統領(ウルグアイ)の演説を子ども向けに翻訳した本です。
子ども向けの表現で絵もついているので、演説の内容がとてもわかりやすく、小学校の道徳の教材にしては?という声もあがっているほど話題になっている本です。