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秀岳館 出身中学 県外ばかりだけどベスト4に熊本県民も感謝!
2017年の春の選抜高校野球で九州 熊本県八代市にある秀岳館高校がなんとベスト4進出したというニュース!
これには出身中学がほとんど県外(熊本県出身ではない)というメンバーとは言え、熊本県民は嬉しいものですね。
『秀岳館 出身中学 県外』についての感想です。
秀岳館 出身中学 県外がほとんど
2016年の夏の甲子園でも熊本県代表で出場した秀岳館高校。
その時も見事に勝ち進んでベスト4となりましたね。
2016年は春に熊本地震(4月14日16日)があり、メンバーも練習ができない時期もあったと言われていましたが、そんなハンデを乗り越えての夏の甲子園ベスト4には、多くの人が感動させられました。
しかしそれ以前で、熊本ではいまいち応援モードが広がらない理由というものがあったのです。
(あくまで私の周囲や個人的な印象なのですが)
それは、秀岳館の選手がほとんど県外出身者だからでした。
つまり出身中学が熊本県外であり、地元熊本県出身のメンバーがレギュラー陣にもほとんどいないという現状からでした。
秀岳館野球部監督の鍛冶舎氏が以前 大阪府枚方の『オール枚方ボーイズ』という中学硬式野球のリトルリーグチーム監督をされていて、2014年に秀岳館監督就任と同時にその時の中学生だった教え子たちを熊本の秀岳館高校へスカウトされたそうです。
高校がスカウトしたのか鍛冶舎監督がスカウトされたのかはわかりませんが。
鍛冶舎監督は実績もあり、野球の優秀な指導者だということは有名ですし、そんな指導者の元で高校もやりたいと思う選手の気持ちはわかります。そして良いチームを作り上げられたことはさすがと言えます。
しかし、甲子園常連校などが県外から選手をスカウトなどして集める「野球留学生」問題ですが
たとえば首都圏や主要都市などの高校や、甲子園にも名を連ねる強豪校だと「出身中学が県外」であることなんて普通の話ですよね。
これは野球にかぎらず、強豪校だったり、私立だったりすると他県からでもスポーツ推薦入学などで学校側が勧誘しますので。
しかし、地方都市となると、やはり地元愛というか、その県の野球経験者や甲子園のファン、または出身高校のOB・OG、そして現役の高校野球の選手や保護者が、熱く応援している高校というものがあるものです。
例えば昨年の甲子園予選熊本大会(第98回全国高等学校野球選手権 熊本大会)でも、
勝ち上がっていた高校が
済々黌
熊本工業
文徳
九州学院
といった熊本県の甲子園やセンバツの常連校が秀岳館に敗れていきました。
特に熊本県では『熊本工業高校』が昔から野球の強豪校で、野球部OBのネットワークも強く
甲子園や野球を愛する世代の中でも熊工が甲子園に行ったらかなりの応援モードになるのです。
熊本工業高校はもちろん今でも強豪校です。2017年春のセンバツも秀岳館と一緒に出場しました。惜しくも初戦敗退となってしまいましたが。
出身中学が県内であると、
テレビなどで観戦するときも出身中学が表示され、「あ! ○○くんは■■中なんだね~」とか「○○くんの出身中学は、私が行ってた中学だけん~」ということで盛り上がったり。
でもですよ!
そんなある意味 応援ハンデを抱えていると思われる秀岳館ですが、
●2016年春のセンバツ
●2016年夏の甲子園
●2017春のセンバツ
3季連続出場で、さらにはベスト4にまで勝ち進んでくれたのです!
夏もそうだったんですが、そこまで行くとこれまで熊本県内でも注目していなかった人(野球ファンでもない人)まで応援するようになるんです。
テレビでも連日 秀岳館のことが報道されますし、選手の人となりやこれまでの辛く厳しい練習なども紹介され、一気に「秀岳館がんばれ!」「熊本を背負ってがんばってくれ!」という気持ちになるんです。
熊本地震からもうすぐ一年になりますが、昨年の甲子園春・夏に続き今年のセンバツと、3回にわたって熊本に元気を与えてくれている秀岳館に感謝をしたいですね。
秀岳館の鍛冶舎監督といえば、長年甲子園の名解説者としても有名な方なので、甲子園ファンの世代にとっては、その点からも鍛冶舎氏が熊本(秀岳館高校)に来られて指導されていることを喜ぶ声もあります。
県外出身者が多くても熊本のためにがんばっている秀岳館の選手!
ありがとう!そしてガンバレ秀岳館!!
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