北朝鮮の核ミサイルが迎撃成功しても核爆発があれば『電磁パスル』の被害が起こる!?
2017年7月13日のグッドモーニングショーで、北朝鮮の弾道ミサイルの威力について紹介されていました。
北朝鮮の弾道ミサイルへの防衛として日米韓で「SM-3、THAAD、PAC3」などの迎撃ミサイルを配置し、核ミサイル発射後に撃ち落とすよう対策がされていますが・・・
迎撃に成功しても『核爆発』が起こった場合『電磁パルス』という強力な電磁波が大きな被害をもたらすと話されていたのです。
『北朝鮮の核ミサイルが迎撃成功しても電磁パスルの被害が起こる!』についてまとめてみました。
軍事ジャーナリストの恵谷治氏は「ミサイルを迎撃成功しても核爆発を起こさないように安全装置が搭載されているから誤爆はしない」と話されていました。
それなら安心ですね。詳しい仕組みはわかりませんが、ミサイルには核が搭載されているので、それを撃ち落とすということが「大丈夫なの?」と心配されますし。
しかし!反対意見もありました。
元陸上自衛隊の化学学校長『鬼塚隆志』氏いわく「北朝鮮のミサイルを迎撃した場合、核爆発の可能性もある」と話されています。
いったいどういうことかというと・・・
「北朝鮮の核弾頭に安全装置が搭載されている確証はない」というのです。
つまり核爆発が起こる可能性があるということで、そうなるとPAC3などの迎撃ミサイルも心配になってきますね・・・
いろんな脅威があるもんだなあ(>_<)
核兵器による電磁パルス攻撃とか。 pic.twitter.com/b8mN4azEXK— 大和オサム (@yamato_note) 2017年7月12日
『電磁パルス』
上空30~400キロの大気圏内で核ミサイルが『核爆発』を起こした場合、放出されたγ線(ガンマ線)が大気中の分子と衝突して強力な電磁波が発生する。その強力な電磁波を『電磁パルス』と言います。
この電磁パルスですが人体や建物には影響がありません。
少し安心しましたね^^;
ただ!現代人にとってなくてはならない生活の一部である『電子機器』が破壊されます!!
インフラでは、発電システムがダウンするのでガスや水道や電気もストップします。災害時のような状況になるんです。
そうなると交通手段も動かなくなり流通もマヒして、最低限の食料や医薬品の確保がとどこおってきます。
銀行のATMも止まるのでお金も自動的には引き出せなくなったり、生命維持装置などの医療機器にも障害が発生するのです!
電磁パルスがさらに大きな被害をうむ理由として、復旧に時間がかかるという点です。
あらゆる電気設備が破壊されるので、復旧に数週間~数年かかるとも言われています。
1962年アメリカが太平洋の上空400Kmで核実験を行いました。
すると、爆心地から1300KM離れたハワイのオアフ島で電子機器の故障し、停電が発生したのです。
もし日本の上空100Kmで核爆発が起こった場合・・・・
『電磁パルス』の影響は日本全土におよび、電気設備がダウンするのです!
本州全域狙った高高度の電磁パルス攻撃の場合でも半島にはカスりもしないから現実的
上空爆破の精度の問題はあるけど意外とそこら辺の技術力持ってると思う→https://t.co/znwYDsOR2Y pic.twitter.com/GNCuKSfHEv
— 裕也 (@yuya0123jk) 2017年7月12日
これはもしも!の話ですが、迎撃ミサイルが北朝鮮のミサイルを撃ち落とすことに成功しても、もし北朝鮮が安全装置をミサイルに搭載していなければ『核爆発』がおこり、日本の上空で起これば日本全土で電磁パルスの被害がでるということですね・・・
北朝鮮のミサイルがどこに、いつ発射されるかという脅威は、こんな形でも被害をおよぼすということは情報として知っておいた方がいいですね。
『北朝鮮の核ミサイルが迎撃成功しても電磁パスルの被害が起こる!』についてでした。
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