2019年8月13日放送の徹子の部屋。
ゲストは女優の丘みつ子さんでした。
大工道具を自由に操り、古家を自分の夢の家に改造することを楽しんでおられる丘みつ子さん。
70歳を越えて、いっそうパワフルな丘さんの日常生活にびっくりです。
丘みつ子さん現在は小田原の古民家で陶芸
箱根から小田原へ
丘みつ子さんは40代の頃、焼き物の窯が欲しくて箱根に引っ越されました。
引っ越し先の箱根では、野菜の栽培から養蜂まで手掛け、自給自足の生活を楽しまれました。
けれど、敷地が広大過ぎて年々管理が大変になり、70代になる前に引っ越したいと思い立った丘みつ子さんの挙げた引っ越し先の条件は
- 新幹線が通っていること
- あたたかいこと
- 買い物するのに便利なこと
- 蔵があること
でした。
神秘的でギャラリーにもなる、音を出しても聞こえない、そんな蔵にはとくに思い入れがあったそうです。
そして条件通りの古民家が見つかり、即決定。
子どもの頃にお住まいだった家に似ていたことが一番の決め手となったようです。
築80年ということもあり、丘みつ子さんがまず手掛けたのがシロアリ退治。
なんとお知り合いに借りた車のジャッキ数個で、家を丸ごと持ち上げて土台を取り換えたんだそうです。
蔵には窓を作り光を入れ、趣味の焼き物とお茶を楽しむ空間になりました。
現在も進行形で改造は続いているそうです。
明らかにDIYの枠を超えています!
丘みつ子さん旦那さんと愛犬と新居での日常
丘みつ子さんは、元パイロットの旦那様と愛犬(柴犬)のラッコちゃんと暮らしていらっしゃいます。
旦那様とは喧嘩はしないそうです。
「うまく飲み込むのが正解だと思っています。
もう先はそう長くないだろうし、引いては出して、お互いケンカしないで毎日を過ごせればいいかな」
そんなふうにおっしゃっていました。
そしてまた、びっくりの事実が。
丘みつ子さん、一度も引っ越し屋さんを使ったことはないそうです。
旦那様と二人で軽トラで行ったり来たりしてお荷物を運びきったそうです。
そんなお引越しの最中、重いテーブルを足の上に落としてしまうハプニングが。
「骨が折れてると思うし、今も痛いけれど、病院にもいかず過ごしています。
犬の散歩も仕事も普通にしてますよ。」
と、笑顔でさらりと話す丘みつ子さんに徹子さんもびっくりされていました。
丘みつ子さんのモノづくりへの情熱は家や焼き物だけではなく、お洋服へも注がれていました。
それはお裁縫好きなお母さまの影響。
小さいころから、丘みつ子さんのお洋服はお母さまの手作りだったそうです。
お母さま、コートまで手作りされていたとのことです。
40年間同じ服を着ているという丘みつ子さん、スタイルもきっとお変わりないのでしょうね。
こんなにも本格的にDIYに励んでいらっしゃったら、運動量が不足することもない気がします。
丘みつ子さん、7年前から「謡」を習い始め、いま先生について修行中。
少しだけご披露されました。
お仕事でも、以前から出演を希望していた連続ドラマ『やすらぎの刻』に人形を作る女性の役でご出演中。
大先輩がたくさんいる現場はとても楽しいそうです。
「誰が何回NGを出しても誰も嫌な顔しないんです。
明日のわが身だから」
と、丘みつ子さん。
ジャッキで家が持ち上がること、骨折しても受診することなく普通に暮らせること、びっくりの連続。
けれどそんな日常を語る丘みつ子さんの表情がほんとうに明るくて、毎日を楽しまれていることが伝わってくる放送でした。