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ロンドンマンション火災の原因は4階住人の冷蔵庫が爆発していた!
2017年6月14日午前1時ごろロンドンの高層マンションの大規模火災が発生しました。外壁に使われていた外断熱もあり燃え広がりが早かったという可能性が高いようです。
ロンドンのタワーマンション火災では、住民から過去に管理会社に訴えもあっていたというのが住民のブログでもわかっています。
火災の原因はこうだったようです。
ロンドンマンション火災の原因①外壁の断熱材
このタワーマンションの名前は「グレンフェル・タワー」です。
場所はこちらです。
去年2016年に大規模な改修工事が行われていました。そして断熱材が外壁に取り付けられていたそうです。
断熱材は建物に保温効果をもたらす為に取り付けられています。日本でも同じです。
断熱材は『外断熱』と『内断熱』があるんですが、イギリスではコンクリートの寿命を延ばす外断熱が主流で、このマンションでも去年、外壁への外断熱の改装工事があったのです。
外断熱は日本でも行われていますし問題ないのですが、今回のマンション大火災となった原因には外断熱の使われていた素材が燃えやすいものが使われていたんじゃないかと言われています。
ロンドンマンション火災の原因②電気系統の異常
このマンションの管理組合にはブログがあるようですが、そこに住人から訴えがあっていたんです。
2013年5月29日
住民が目覚めると照明器具などの家にある様々な電化製品から煙が出ていた。
たびたび電気がショートすることがあったと住民は言われています。
電気メーターが焼き切れて、電化製品に深刻な影響がでることがあった。住民はそれを管理会社に報告しましたが改善されていませんでした。。。
ロンドンマンション火災の原因③冷蔵庫の爆発
4階の部屋の冷蔵庫が爆発して火災が発生したということがわかってきました。
最初は数階だけ燃えていたのですが、たちまちマンション全体に火が広がり、近隣の目撃者などは火の周りが早くて驚いたとみんなが話しています。
ロンドンの消防の対応
消防署の職員の対応ですが、集まってきた人々や、逃げ延びた住民に対して「建物の中にいる人を確認するなら火災専門ダイヤルを設けたので、「999」に電話してください」と言われていました。
消防活動の体制は、消防士250人、消防車両40台であたられていました。
ロンドン マンション火災の非常階段は一箇所だけ!
2017年3月14日の管理会社のブログには、「この20年間、管理会社から住民に対する火災時の指導は一切なかった」と住民が訴えていました。
2013年5月29日の管理会社ブログには避難経路について書かれていました。「避難経路も一箇所。いま対応してもらわなければならないことが沢山ある」と。
非常階段や避難経路はどうなっていたのかですが、避難用の出口(非常階段)が一箇所あったようです。しかし、窓もなく自然光も入らないので真っ暗、火災時には住民が閉じ込められると指導もされていたようです。
ちょっと日本では考えられませんね。。。消防法などはなかったのでしょうか?
現在、このマンション管理会社の住民組合のホームページには怒りのコメントが多数掲載されているそうです。