ラニーニャ現象とは?意味をわかりやすく解説します。
2017-2018の冬が寒い原因は『ラニーニャ現象』によるもの。
まとめてご紹介します。
ラニーニャ現象とは?意味をわかりやすく解説
ラニーニャ現象により2017年から2018年の冬はとても寒くなると気象庁からも発表されました。
その理由が『ラニーニャ現象』ということ。
『ラニーニャ現象』とはこれまで聞いたこともない名前ですが、どんな現象のことなのか?
ご紹介します。
通常の年の冬は、赤道付近で雲が発生しまして高気圧が発生します。
その高気圧沿いを偏西風が流れていきます。
その偏西風によって大陸の寒気が流れてきて寒くなるのです。
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今年(2017)の冬の『ラニーニャ現象』とは、貿易風と呼ばれる南米ペルー沖の東風が強まって、東太平洋の海面水温がいつもより低くなるのです。
そして元々あった海面の温かい風が西へ追いやられます。
そのことによって、海面水温が高くなったインドネシア沖に通常より多くの雲ができてしまいます。
その大きな雲に沿った北側の高気圧が大きく発達してしまいます。
発達した高気圧によって偏西風が押し上げられて、いつも以上に大きく蛇行して日本上空を偏西風が流れます。
このせいで、大陸から寒気が流れ込みやすくなるのです。
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➔エルニーニョ・ラニーニャ現象 地球環境と人間社会への影響
玉先生のおもしろ動画でわかりやすく解説
この2つの動画を見ると、またなんとなくわかりますよ^^
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気象庁からは「この冬は気温が下がって寒さが続き、ところによって大雪になる可能性があるので、最新の気象情報に注意してほしい」と話しています。