『ヒアリは水に浮くいてイカダで移動する!』ヒアリの恐ろしい動画をみました!
ヒアリは集団で群がり、なんと水の上もイカダを作り移動して新たな土地へ増殖するのです。
ヒアリの天敵は水か?と思えるんですが、残念です・・・ヒアリを見つけて水をかけることもやめましょう。
ヒアリと水の関係について調べてみました。
この記事で紹介している話
ヒアリは水に浮く!
ヒアリは水に浮くんです!恐ろしい。。。
ユーチューブには『ヒアリが水に浮く動画』もありましたので興味がある方は見てみてください。
というかNHKの地球ドラマチックというドキュメンタリー番組で『ヒアリ』が特集されていたんですね!
ヒアリが日本に侵入する前の2016年7月26日(火)にNHKで特集されており、再放送が2017年7月22日(土) 午後7時00分(45分)放送されていました。
あの番組、映像がきれいで、時々地球や生物の神秘に感動して見入ってしまいます。^^
話は戻しますが、ヒアリが水に浮くという現象!
ヒアリは水面で結束しています。
テレビで映されていましたが、水の上に浮かんだヒアリを棒でつつき、水中へ押し込んでも、ヒアリの結束は分解せず、すぐに水面へもどってきます。
まるで『ヒアリイカダ』です。浮き輪のように上手に浮かぶのです。
このような特徴は『女王アリ』を守るためだと考えられています。
ヒアリの増殖は水に浮かぶヒアリイカダによって成し遂げられた!
原産国の南アメリカ大陸、アマゾンなどの大きなジャングルがある場所がヒアリの故郷。
そこはヒアリの天敵がたくさんいるので、ヒアリが拡大して被害がでることはなかったのです。
しかし、人間の船などに乗って北アメリカ大陸に侵入したヒアリ。
ヒアリがアメリカに侵入した港は、アメリカ南東部のモービルの港でした。
そこにはヒアリのライバル(天敵)がいなかった!
そこで一気にアメリカ南部の地域に増殖。
その後
フィリピン
中国
タイ
オーストラリア
にヒアリが侵入たしのです。
災害や天候不良などの過酷な環境でもヒアリは強かったのです。
特に『洪水』ではヒアリは集まってイカダのようになって水に浮かびます。
大半のヒアリは水の上でも長時間生きることができるんです。
まるで一枚の布のようにつながっています。
ヒアリはなぜヒアリイカダを作れるのか?
ヒアリは非常に強力なアゴと足があるからできるのです。ヒアリは互いの体を連結し、わずか数分でイカダを作ります。
ほとんどが働きアリでできている『ヒアリイカダ』ですが、強力なアゴと足をつかって連結しています。
ヒアリの体は水をはじくそうです。
しかしもちろん水の上なので働きアリの中には、死んでしまうヒアリもいます。
命をかけて『女王アリ』を守るのです。
女王アリ 画像
女王アリだけが子供を産めるので、より多くの子孫を残すためのヒアリの習性というか宿命なのでしょう。
アメリカのヒアリ博士『ミッキー・ユーバンクス』
テキサスA&M大学の『ミッキー・ユーバンクス』教授はアメリカで30年以上もヒアリの研究をしてきた昆虫学者です。
NHKのち地球ドキュメントでも、ヒアリの生態を詳しく解説されているのがこの『ミッキー・ユーバンクス』教授
ヒアリに水をかけたら危険!
ヒアリの巣に水をかけてもヒアリが大量に巣から出てきて、一斉に人を襲います。すばやい速さで足から登ってきます。
熱湯なら効果があるようですが、大量にいるヒアリや『ヒアリの巣』には熱湯ではかかりきれないほどのヒアリがいるので危険です。
ヒアリを見つけたら、自治体に連絡しましょう。