猛毒なヒアリが日本へ上陸し大きな社会問題になっています。
『ヒアリの天敵』がいたらそれを日本に連れてきたらいいんじゃないか!?と思ったんですが・・・
ヒアリの天敵についての情報がわかったのでまとめてみました。
この記事で紹介している話
ヒアリの天敵はゾンビバエだった!
こちらの動画では天敵『ゾンビバエ』の画像も見れます。
*アジアの風より
ホラー映画並みの『ゾンビバエ』の特徴
●ヒアリの天敵である『ゾンビバエ』はヒアリより小さい
●ヒアリに約200個もの卵を産み付ける
●ヒアリの体内に侵入
●ヒアリの体液を吸って成長
●脳を食べ
●ヒアリの頭部を落とす
キャーーーーー!!怖いすぎる^^;
『ゾンビバエ』という名前の由来も納得ですね。
日本ではヒアリが脅威になっていますが、ゾンビバエの生態を知ると、もっと怖いなと思います。
ヒアリの原産国は南米アマゾン
ヒアリはそもそもどこからやってきた蟻なのかというと、原産国は南米(南アメリカ)です。アマゾンがある地帯ですね。
しかし!その原産地の南米にはヒアリの被害が報告されていないそうなんです。
その理由が『ヒアリの天敵であるゾンビバエがいるから』です。
上の動画でも紹介されていたように、天敵のゾンビバエがヒアリに寄生することによってヒアリが死滅し被害ないのです。
ヒアリの天敵 ゾンビバエの大きさ
左:ヒアリ、右:ゾンビバエ
【拡散】
如何如何東京にも、強い毒性を持つ〝ヒアリ〟が確認されました。〝ヒアリ〟の強敵は〝ゾンビバエ〟だそうですが、何方も外来生物なので増えて欲しく無いw❗️ pic.twitter.com/ofpsYHeSb6— 楠 真由美 (@m1970mach787) 2017年7月9日
この画像では、同じくらいの大きさに見えますが、ヒアリとゾンビバエはどちらが大きいと思いますか?
ハエだからゾンビバエの方が大きいと思いますよね。
しかし実際には、天敵『ゾンビバエ』の方がヒアリの4分の1ほどの大きさしかないんです。
ヒアリの大きさ:2.5?6ミリ
ゾンビバエの大きさ:0.6~1.5ミリ
日本を脅かしている『ヒアリ』も小さなアリですが、人類を危機のするのは『アリ』とか『ウイルス』みたいな小さいものなのかもしれませんね。
ヒアリの故郷ではヒアリは脅威ではなかった!
ヒアリの原産国『南米』ではヒアリの被害の報告はない!?
いったいどういうことかというと・・・
九州大学の村上准教授によると「南米はヒアリの他にもおっかないアリがいっぱいいるんで」
「ヒアリはどっちかっていうとそんなにスター級に強くはない」
ヒアリより強敵なアリとは『グンタイアリ』など。
(グンタイアリ画像)
*画像元:http://www.museum.osakafu-u.ac.jp/html/jp/material/detail.php?id=1323
だからアマゾンのヒアリは川の隅っこでしか生息できないのです。
ヒアリの天敵にはならない日本のアリ
日本の蟻、つまり在来種はおとなしく、ヒアリなどの外来種には負けてしまいます。
なんか日本の政治姿勢ともかぶっているような気もしますがw
毒をもつヒアリの対策を期待したいですね。
ヒアリを見つけたらどうしたらいいか!
ヒアリの天敵は殺虫剤!
ヒアリを見つけた場合の対策としては以下の4点です。
- 地方環境事務所に連絡する
- 熱湯をかける
- 殺虫剤をかける
- 毒エサを巻く
殺虫剤を選ぶポイントとして『アルゼンチンアリ用』と書かれていたら効果があります。
こちらの大手メーカーのヒアリに効果がある殺虫剤はこちら
キンチョール
フマキラー
そしてヒアリを見つけたら各地域の『地方環境事務所』に通報してくださいとのことです。
『ヒアリの天敵『ゾンビバエ』はエグかった!』についてでした。